バターコーヒーの魅力をしっかり感じるには、継続が大切です。とはいえ、「毎日同じ味で飽きちゃった」ということもあるでしょう。
そんな時は、アレンジでレシピのバリエーションを増やしてみませんか?
ヘルシーなレシピのほか、普通のバターやココナッツオイルのアレンジについても紹介します。
バターコーヒー基本のレシピをおさらい
ポリフェノール豊富なコーヒー、体の中をすっきりさせるグラスフェッドバター(またはギー)、アクティブな毎日をサポートするMCTオイルを混ぜて作ります。
「バターだけ(ギーだけ)」「MCTオイルだけ」でも構いませんが、3つの材料を使った基本レシピのほうが、あますことなく魅力を堪能できますよ。
詳しい分量やおいしい作り方は、以下の記事でまとめているのでチェックしてくださいね。
バターコーヒーアレンジレシピ
基本のレシピは、材料が3つだけでとてもシンプルです。だからこそ、毎日飲んでいると飽きてしまうことも。一味変えるアレンジを紹介するので参考にしてください。
スパイスをちょい足し!ヘルシーアレンジ
スパイスを少量加えると香りの変化を楽しめます。うれしい魅力がつまったスパイスをチョイスして、ヘルシーなアレンジを楽しみましょう。
- シナモン…甘い風味をプラス。ポカポカな毎日をサポート
- 生姜…ピリッとした辛さとさわやかな香りをプラス。冷えや疲れに悩む人におすすめ
- カルダモン…さわやかな強い香り。体のリズムを整える
- オールスパイス…甘さとさわやかさがある香り。すっきりなトイレ習慣に役立つ
スパイスは漢方の材料として使われてきた歴史があります。どんな働きがあるのか調べて、自分に合うものを見つけましょう。
ちなみに、筆者はシナモンとショウガがお気に入りです。
スパイスは表面に浮いたり、沈んだりしやすいので、筆者はスプーンで混ぜながら飲んでいます。
甘みがほしいときのアレンジ
コーヒーが苦くて飲めない人やときどき甘みが欲しいという人は、低GI値の砂糖をプラスしましょう。
GI値とは血糖値がどれだけ上昇するかを表したもので、数値が高い食品ほど食後の血糖値が上がりやすくなります。
高GI値の砂糖はダイエットに不向きなので、低GI値の砂糖を選びましょう。なお、一般的な白砂糖のGI値は109前後で高GI値です。
アレンジで加えるなら、オリゴ糖が豊富でボディケアに有用な「てんさい糖/GI値65前後」、アミノ酸が豊富な「ココナッツシュガー/GI値35前後」、ビタミンやアミノ酸など栄養がたっぷり詰まった「ハチミツ/GI値30~85前後」がおすすめ。
小さじ1を目安に混ぜるだけで、風味の変化が楽しめます。また、豆乳やアーモンドミルクを少量加えると、よりまろやかなラテ風に。
筆者は、ハチミツスティックを常備しています。小分けなのでフレッシュな状態が維持できるのが魅力です。
昼と夜の食事のたんぱく質不足をカバー!プロテインを使ったアレンジ
朝食をバターコーヒーのみで済ませた場合、そのほかの食事でたんぱく質が不足すると、ダイエットの妨げになる可能性があります。
また、たんぱく質は美容にも欠かせない栄養素です。プロテインを使ったアレンジで、たんぱく質をしっかり摂取しましょう。
アレンジ方法は簡単で、商品ごとの推奨量の1/2~を目安に混ぜるだけです。量は自分の食事内容に合わせて増減しましょう。
なお、プロテインは混ざりにくくダマになりやすいので、電動のブレンダーやミキサーを使うほうがなめらかな仕上りになります。
ちなみに、筆者は2種類のプロテインを使い分けています。
その日の食事で動物性たんぱく質が多ければソイを、植物性たんぱく質が多ければホエイを入れています。
ダイエットは今日はお休み!ご褒美レシピ
いつも頑張っている自分にご褒美を。そんな時に飲みたいカフェモカ風のアレンジレシピを紹介します。
- ブラックコーヒー(ホット) 100~150ml
- グラスフェッドバター 大さじ1~2
- MCTオイル 大さじ1~2
- チョコレート(カカオ70%以上)5~10g
- ミルク(牛乳・豆乳・アーモンドミルクなど) 100~150ml
- 砂糖(てんさい糖、ハチミツなど) お好みで
- 生クリーム(トッピング用) 少々
- ココアパウダーまたはチョコレートソース(トッピング用) 少々
- A~Fをブレンダーやミキサーでよく混ぜ合わせる
- アイスの場合は、グラスに氷をたっぷりいれて1を注ぐ
- 生クリームやココアパウダーなどをトッピングしたら出来上がり
アイスの場合でも、油分が固まるのを防ぐためにホットコーヒーに材料を混ぜて作りましょう。また、アイスにするなら、バターよりもやわらかいギーのほうが扱いやすいのでおすすめです。
普通の無塩バターやココナッツオイルでバターコーヒーは作れる?
グラスフェッドバターやMCTオイルは手に入りにくい・値段がやや高いというデメリットがあります。「とりあえず味が知りたい」「続けられるか様子をみたい」という場合は、スーパーで手に入れやすい食材でアレンジしてみましょう。
グラスフェッドバターやギーを雪印の無塩バターで代用
スーパーで買いやすい雪印やよつ葉のバターでアレンジ可能です。有塩タイプで作るとまずいコーヒーになるだけでなく、塩分過多になることも。必ず無塩タイプを選びましょう。
なかでも、雪印の個包装タイプは、ちょっと試すのに便利です。
バターを代用しても、朝食置き換えをすれば摂取カロリーは減らせます。しかし、グラスフェッドバターに期待できる整腸作用などの効果は得られません。
味を見るだけなら雪印のバターでも構いませんが、継続して飲むならグラスフェッドバターやギーを買いましょう。
MCTオイルをココナッツオイルで代用
近年の「体に良い油ブーム」で人気に火が付き、スーパーでの取り扱いが増えたココナッツオイルで代用してもOKです。
ただし、MCTオイルが100%中鎖脂肪酸なのに対し、ココナッツオイルはおよそ60%の中鎖脂肪酸のほか脂肪として蓄積しやすい長鎖脂肪酸を含みます。さらに、気温が下がると凝固するため扱いにくさを感じることも。
バターコーヒーを長く続けるなら、正式なレシピどおりMCTオイルを選ぶほうが良いでしょう。
おいしいバターコーヒーの必需品!あると便利なおすすめのグッズ
バターコーヒーは、しっかり混ぜ合わせないとおいしくできません。アレンジレシピを楽しむためにも、ブレンダーやミキサー、シェイカーがあると便利です。
電動のブレンダーやミキサーでなめらかなコーヒーに
おいしさの肝となるのが、水分と油分の乳化。電動のブレンダーやミキサーは、簡単に水分と油分を混ぜ合わせられます。
スムージーやポタージュを作るときにも活躍するので、1つ持っておくと重宝しますよ。
ちなみに、筆者はブラウンのブレンダーを使っています。
大きめのカップが付属しているので、コーヒーづくりに重宝しています。
100均などで買えるシェイカーでもOK
シェイカーの場合は、材料が均一に混ざるまでひたすら振ります。ただし、アレンジレシピでパウダー状の材料を入れた場合はダマになりやすいので、おすすめできません。
まとめ
少しでも風味を変化させれば、毎日バターコーヒーを飲んでも飽きることはありません。基本のレシピをベースに、補いたい成分などに合わせた材料をプラスして、バターコーヒーライフを継続してくださいね。