巷で噂の「バターコーヒー」を試すべく、行きつけのカルディでバターコーヒーに必要なものを調達することにしました。
カルディのバターコーヒーといえば、お手軽にできるパウダータイプがバターコーヒー愛好者のあいだではよく知られているようです。
また、自宅でバターコーヒーを作るための材料もすべてそろうと聞き、今回は2つのタイプを両方試してみることにしました。
それぞれのバターコーヒーの特徴、飲用後の私の感想などをご報告します。
カルディのバターコーヒーお試し報告!
まずは、カジュアル感がウリといわれるバターコーヒーパウダーを使用した経緯をご報告いたします。パウダーが入ったスティックを使用すればどこでもバターコーヒーが飲めると評判の商品、その味わいはいかに?
バターコーヒーデビュー向き!「RFバターコーヒーパウダー 2.5g×10包 」
カルディで購入できる商品の中ではバターコーヒー実践者のあいだで知名度が高いパウダータイプ。その利便性が受けて、このタイプでバターコーヒー飲用を継続している人も多いようです。
10スティック入りで494円。1回分は50円弱ということになります。お試しに購入するにも妥当な値段ですから、バターコーヒーにデビューする人にも向いています。
また、パウダーという形状のために賞味期限が長いのもありがたいところです。
バターコーヒーにふさわしいコーヒーもカルディで調達「【焙煎珈琲】コロンビア/200g 」
バターコーヒーに使用するコーヒーについては、まず高品質かつ単一産地の豆使用であることが最重要条件。巷の噂では南米産のものが望ましいとあったため、少し奮発して「焙煎珈琲 コロンビア」を選択。普段愛飲しているカルディの「スペシャルブレンド507円」よりは気張ってみました。
コロンビアの限定地域から収穫される豆だけを使っているという、まさに「単一産地」を地で行く商品です。
コーヒー豆は直前に挽くのがよいという情報があったため、豆タイプを購入。自前のコーヒーメーカーを使って、飲用前に挽くことに決定。
カルディのバターコーヒーパウダー、実際に作ってみた
バターコーヒーに必要なMCTの成分やバターの成分はパウダーに凝縮されているとはいえ、コーヒーは自前です。美味とダイエット効果を追求するために、コーヒーはインスタントに頼らずしっかりと淹れることにいたしました。
「お召し上がりかた」を見てみると、「1回につき、1包を目安に、100〜200mlのコーヒーなどに溶かしてお召し上がりください」とあり。コーヒーの量については許容の範囲が広いので悩めるところです。お好みや効果を考慮しつつ、量の調節を習得するといったところでしょうか。
コーヒーの量は、我流で150mlほどにして作りました。これに、パウダーを投入し、バターコーヒーの基本に忠実によく混ぜ合わせます。
飲んだ感想。まったりとしていますが、執拗な感じはありません。よくいえばまろやかで新感覚の飲み物といった感じ。
つまるところ、バターコーヒー本来の重厚感は欠如しているかもしれません。お値段を考えると、生活習慣の改善などが期待できるのならば毎朝飲んでもよいかなと思いました。
また、バターコーヒーにデビューする人にとっても、手に取りやすくなじみやすい味という点ではメリットありかもしれません。
バターコーヒーのポイント、「満腹感」はある?
満腹感が長時間続くという特徴を有する、「完全無欠」のバターコーヒー。私個人の感覚ですが、カルディのインスタントパウダーについていえば昼食時には普通に空腹感を感じました。もちろん、試される方それぞれ、感覚には相違があると思います。
体調や環境によっても変化があるかもしれません。毎日の習慣も大事なのかもしれませんので、継続的に続けて試してみたいと思います。
原材料について
バターコーヒーの条件としては必定のグラスフェッドバター。カルディのバターコーヒーパウダーの原材料ラベルには、「バターオイル、脱脂粉乳、ホエイパウダー」という記述しかみられません。グラスフェッドバターの成分が実際配合されているのか、ちょっとおぼつかないです。
カルディのバターコーヒーパウダーについて私の覚書
私の試飲体験をもとに、カルディのバターコーヒーパウダーについてまとめます。
メリット
- 価格がリーズナブル
- 手軽に飲めて、比較的賞味期限が長い
デメリット
- インスタントであるため品質に疑問が残る
- グラスフェッドバターが使用されているか明白ではない
- パウダーは便利、しかしコーヒーを淹れる手間は省けない
上級編!カルディで調達した材料で自家製バターコーヒー
カルディのバターコーヒーパウダーを味わったところで、次は買い集めた材料を使って自家製バターコーヒーを作ってみました。こちらはいかにも本格的で、期待感もマックスに!
自家製バターコーヒーの作り方、そして飲用後の感想をレポートいたします。
カルディ完全無欠バターコーヒーを作るための必須材料3つ
まずバターコーヒーというカテゴリーに属するためには、3つの材料の存在が欠かせません。
- 高品質かつ単一ブランドのコーヒー
- MCTオイル
- グラスフェッドバター
この3つの材料は、カルディで購入できます。
カルディで販売されている「ココティエ MCTオイル(100%ココナッツ由来) 236g 」
バターコーヒーを作る以外にあまり触れることがないこちらのオイル、料理にも使用可能なのだとか。
ただし、「加熱しないでください」の注意書きがありますから調理後にかけるという感じでしょうか。オリーブオイルの感覚で、サラダや煮込みで試してみます。
カルディで販売されている「バランタイン グラスフェッド発酵バター 食塩不使用 250g」
パウダータイプのバターコーヒーに存在が確認されなかった重要な要素、それがこちらのクラスフェッドバターです。グラスフェッドバターは、牧草肥育の牛のミルクのみが原材料となっているエコロジカルなバター。こちらは、バターコーヒーにとどまらず応用範囲が広そうです。
オリジナルに忠実に作るのならば「ギー・イージー グラスフェッドギー 100g」
ところで、バターコーヒーの起源とされるチベットのオリジナルに忠実に作るのならば、グラスフェッドバターではなくギーの使用が望ましいようです。バターよりも高い純度を誇るギーですが、癖があって食しにくいという情報もありました。というわけで、私は今回は無難にバターで挑戦してみました。バタータイプを使い切ったら、ギーにチャレンジするつもりです
コーヒーは爽やかタイプをチョイス!「【焙煎珈琲】グアテマラ/200g」<h3>
私が今回自家製バターコーヒーに使用したのは、カルディで販売されているグアテマラ産のものです。こちらのタイプ、火山性の土壌で育ったコーヒー豆から作られているため爽やかさがありとのこと。バターの脂肪分を考慮して、バランスで選んでみました。
自家製バターコーヒーはお財布に優しくない?
下世話な話ですが、まずはお値段についてです。MCTオイルは、236gで1398円。かなり高価なお買い物です。
3つ目のグラスフェッドバターは250gで1499円。こちらも、立派に高級バターの範疇に入るお値段。というわけで、否が応でもダイエット効果に期待がかかります。
要注意は、賞味期限です。グラスフェッドバターは、賞味期限は数か月単位。バターコーヒーを頻々と作って、期限内に消費しきる努力をいたします!
*バターは冷凍保存もできますので、使い切れそうにないなと思ったら、早めに冷凍保存してしまうのもオススメです。
実践!自家製バターコーヒー
自家製バターコーヒーを作るには、コーヒー150mlにMCTオイルおよびグラスフェッドバターをそれぞれ小さじ1杯ずつ、つまりおよそ5gを加えるとあります。
飲んだ感想を申し上げますと、エコロジカルなグラスフェッドバターが爽やかなグアテマラ産のコーヒーとマッチして絶妙な味わいでした。マイルドかつ芳醇で、これならば1日のはじまりの一杯にふさわしいなと思いました。
ちなみに、カルディのホームページにはバターコーヒーの飲み方について「ブラックコーヒー1杯分につきグラスフェッドバター10g」とあります。5~10gのあいだでバターの量を調節して、満腹感とダイエット効果を観察していきたいと思います。
満腹感は満足度高し!
朝食として飲用すると満腹感が長続きする、これがバターコーヒーの最大の特徴です。私個人の感想ですが、自家製バターコーヒーの満足度は突出していました。朝食に炭水化物を摂取しなくても、手作りバターコーヒーだけでかなりお腹の持ちは良好。炭水化物抜きの朝食の後はお昼前についついポテチに手が伸びていた私も、そのような現象にはいたりませんでした。
くわえて、朝食にバターコーヒーを摂取することで気分もリラックスし、気持ちの良い1日のはじまりを迎えられたような気がします。
もちろん、私個人の思いですので読者の皆さんすべてに該当する結果ではありません、念のため。自家製のバターコーヒーは材料の割合を上手に調整しながら、ベストなレシピを模索する必要があると思います。
自家製カルディバターコーヒーについて私の覚書
カルディで販売されている材料を使った自家製バターコーヒーについて、まとめたいと思います。
メリット
- 自分の目で納得した商品できちんとバターコーヒーを作ることができる
- 好みや効果・目的に合わせて材料の調整ができる
デメリット
- 作るのに手間がかかる
- 材料費が高価
- バターの賞味期限には注意必須
まとめ
今回はカルディの商品を活用して、パウダータイプと自家製タイプのバターコーヒーに挑戦してみました。お手軽に飲むことができるというバターコーヒーパウダータイプは、たしかに便利でしたがコーヒーを入れる手間は通常のタイプと同様でした。
良質のコーヒーの確保に問題なければ、自宅以外の場所でも簡単に飲めます。
一方、バターコーヒーの材料をカルディで購入すると、少々高くつくことは否めません。しかしこの金額は、味わいと身体に嬉しい結果となって戻って来るのではと思いました。
慣れの問題もありますから、しばらくはパウダータイプや自家製タイプを併用しつつ、良し悪しをさらに見極めていきたいと思います。