バターコーヒーの材料選びを迷っていませんか?バターコーヒーの良さを台無しにしないためには、どんな材料を買うかが大切です。
そこで、バターコーヒーの魅力を探求しつづけている私が、おすすめのコーヒーやバター、MCTオイルの選び方をお伝えします。
バターコーヒーにおすすめの材料はどれ?
たった3つの材料で作れるとはいえ、素材の選び方がわからないという人も多いことでしょう。おいしく飲んで、魅力を堪能するためにも購入のポイントをおさえるのが大切です。
また、シンプルなレシピゆえに素材の味や香りがダイレクトに反映します。だからこそ、自分のこだわりに合う材料を見つけましょう。
【バターコーヒーを手作りしよう①】コーヒーの選び方
ベースとなるコーヒーは、おいしさを左右すると言っても過言ではありません。おすすめの選び方をチェックしておきましょう。
こだわり派にはコーヒー豆がおすすめ
自分好みの味や香りを楽しみたい人は、コーヒー豆を選ぶところからスタートしませんか?
徹底的にこだわるなら、有機栽培でグレードが高い豆がおすすめです。なかでも、スペシャリティコーヒーなら、挽いて粉にしたときの香り・淹れたときに立ち上る香り・飲むときの風味・飲んだ後の味わい・全体のバランスが一定基準をクリアしています。
豆のグレードだけでなく、焙煎方法やブレンドかどうかもこだわりたいポイントです。焙煎は浅煎り・中煎り・深煎りがあり、それぞれ風味が異なります。また、単一ではくせが強い豆でも、複数の豆とブレンドするとまろやかな味わいに変化することがあります。
コーヒーと一口に言っても、奥が深くて悩みはつきません。そんなときは、専門店で自分の好みを伝えて、豆のチョイスから焙煎・ブレンドまでプロに任せるのも一つの手です。
時短派はドリップコーヒー
「朝はバタバタだから手早く!」という人は、カップにセットしてお湯を注ぐだけのドリップタイプがおすすめです。
メーカーごとに焙煎やブレンドに工夫が凝らされているので、酸味や甘みなどを比較してお気に入りを見つけてください。
安さにこだわるなら、50~100パック入りの大容量商品を選びましょう。
【バターコーヒーを手作りしよう②】グラスフェッドバターの選び方
まろやかさとコクを引き出すのに欠かせないバターは、体スッキリをサポートする酪酸が豊富な「グラスフェッド」を選ぶのが基本です。
ポイントをチェックしていきましょう。
国産or輸入で選ぶ
グラスフェッドバターの多くが輸入品で、国産の商品は現在「なかほら牧場」でのみ作られています。国産にこだわるなら、なかほら牧場一択です。
大容量のタイプを買いたい人や低価格を重視する人は、輸入品を選択しましょう。その際は、正規代理店が取り扱っている商品を購入するのがベター。
大手通販サイトなどで並行輸入品を格安に販売するショップもありますが、安心・安全の面で不安が残ります。「消費期限がきれていた」「パッケージに傷があった」という口コミもあるので、ショップの評価などと合わせてチェックしてから購入してください。
バターの代わりにグラスフェッドギー
ギーとは、バターを煮詰めてろ過するプロセスを経て得られるオイルで、水分やタンパク質、糖質が取り除かれて純度が高くなります。バターより保存しやすいというメリットも。
ギーを購入する場合でも、「グラスフェッド」を基本にしてください。
AOP認証バターを選ぶ
「近くのお店にグラスフェッドバターはないけれどAOP認証バターならある」という人は、認証バターでもOK。
なお、AOP認証とは、EUにおいて地域の気候風土を生かし、長年受け継がれてきた手法で職人が作った商品の品質を保証する制度のことです。
【バターコーヒーを手作りしよう③】MCTオイルの選び方
MCTオイルは、近年、健康志向の人の注目を集めています。購入の際におさえておきたいポイントを紹介します。
中鎖脂肪酸100%のものを選ぶ
MCTオイルとは中鎖脂肪酸油のことです。原材料に中鎖脂肪酸油以外の記載がある場合は、他のオイルや添加物が入っています。
価格をおさえるために他のオイルが入っていることもあるので、原材料をきちんと確認しましょう。
ココナッツ由来がおすすめ
ココナッツオイルやアブラヤシ(パーム油)などから抽出されます。酸化しにくい性質があり、フレッシュさをキープできるココナッツ由来がおすすめです。
ココナッツの産地を公開している企業もあるので、気になる場合は商品サイトをしっかりチェックしましょう。
ナチュラルな精製方法の商品を選ぶ
安心・安全にこだわるなら、製造過程で化学溶剤・添加物を使用していないオイルを選びましょう。
さらに、「国内生産か」「製造から流通までの品質管理は」など、自分がこだわるポイントを明確にして商品を選ぶと良いでしょう。
形状で選ぶ
液状で瓶に入ったタイプ、個包装スティックタイプ、パウダータイプがあります。個包装は計量が必要なく、携帯にも便利ですがやや割高に。パウダータイプは中鎖脂肪酸100%でない場合があります。
まとめ
必要な材料の選び方の理解は深まりましたか?風味・品質・産地・価格・使い勝手など、こだわるポイントは多岐にわたります。自分のこだわりポイントや優先順位を明確にしおくと、材料を選ぶ際に迷わずにすみます。
ぜひ、気に入った材料で、おいしい一杯を作ってくださいね。